つれづれなるままに

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2007年03月29日

■ドラフト改革2007
大阪桐蔭の中田翔がすごいもの見せてくれたね。

っていうか、あの2発目はヤバイ。
金属とはいえ、あの弾道で放り込むのは尋常じゃないよ。



中田の存在の影響をモロに受けて、ドラフト改革が進行中。
今年から希望枠が撤廃されることは歓迎するけど、ウェーバー制に移行されなかったのは、「今年は中田がいるから」に他ならない。

さらに、高校生ドラフトで1巡目指名に外れた場合は下位球団からのウエーバー指名とせず、重複があった場合はくじ引きを繰り返す方式に変更するらしい。
これも中田への指名が思いっきり重複することを見越した上での変更だと思う。なんだかこっちの方が強引すぎる印象を持つね。


大社ドラフトの方も、1巡目は入札抽選に変更ということになった。
大社ドラフトにかかるような即戦力に近い選手は、高校生ドラフトと違って特にウェーバー順に指名した方がいいと思うんだがなぁ。
弱いチームはどうしても即戦力になる選手が欲しいし、逆に強いチームは高校生を育成する余裕がある。
この入札抽選の方式では、強いチームが高大社を総取りになる可能性があるので、戦力均衡の意味で公平さを欠くと思う。


あとは讀賣がさかんに主張してるFA期間の短縮。
選手の「入る」自由が制限されるのだから、「出る」自由がもっと認められてもいいという主張だけども、聞きようによっては、「入れる」時に囲いこめないのなら、「出る」時に囲いこむつもりだと聞こえる。
これではお金のある球団に戦力が偏ってしまい、入り口がいかに健全になったとしても、結果として歪んだものになってしまう。

確かに選手の権利を尊重するのは必要であるが、現制度の9年は長すぎるだろうか。
短縮することでアメリカへの選手の流出が進み、日本球界の衰退につながらないだろうか。
完全に閉じこもることは愚かなことだ。他のリーグと交わることで、選手も球団フロントもファンも色々なことを学んでいく。
だが、ある程度選手を拘束し他団体に流出させないこともまた、その団体の発展に必要なことだと思う。
高卒で入った選手なら28歳、大卒なら32歳。そんなに遅いだろうか。
それでも、どうしてもアメリカに行きたいと考えてるならば、卒業後アメリカに行けばいい。
それで一時的にメジャーへの流出があっても、結局、ほんの一握りの成功例とたくさんの失敗例を残すことで、意識に変化が起こると思う。


「鉄は熱いうちに打て」じゃないけど、本当は今年のうちにしっかりとしたドラフト改革をした方が良かった。
だけどまぁ、中田ぐらいの選手がいたんじゃ、これが精一杯かもしれない。
来年までに戦力均衡を念頭においた改革をすることが約束できれば、今年はここまででも仕方がない気がしている。

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